気象庁は、暖冬をもたらしたエルニーニョ現象が、2月で終息したと発表しました。今後は逆に、太平洋中東部の海面水温が低下するラニーニャ現象が発生する見込み。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070309-00000095-mai-soci
太平洋では通常貿易風(東風)が吹いており、これにより赤道上で暖められた海水が太平洋西側(インドネシア付近)に寄せられ、かわって東側には冷たい海水が湧き上がる。これを湧昇流と言う。エルニーニョが発生すると貿易風が弱まるため、暖められた海水が太平洋中央に進出、海水の温度が上がる。これにより世界各地で異常気象が発生する。近年は約4年ごとに発生し、一度発生すると1年から1年半持続する。
上昇する海水温は通常で1〜2度、最大で5度。発生のメカニズムはまだ解明されていない。
エルニーニョが発生すると、日本では冷夏、暖冬となる事が多い。世界では各地に高温、低温、多雨、少雨などが発生する。近年は2002年春〜冬、2006年7月ころ〜2007年2月ころに発生している。
ラニーニャ現象(La Niña)は、エルニーニョ現象と逆に東太平洋赤道上で海水の温度が低下する現象。エルニーニョと同じく世界の異常気象発生の原因となる。ラニーニャはスペイン語で「女の子」の意味である。「アンチエルニーニョ」と呼ばれていたこともあるが、「反キリスト者」の意味にもとれるため、男の子の反対で「女の子(La Niña)」と呼ばれるようになった。
なお、エルニーニョ・ラニーニャ現象の世界共通の定義はない。
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